苗肥(読み)なえごえ

精選版 日本国語大辞典 「苗肥」の意味・読み・例文・類語

なえ‐ごえなへ‥【苗肥】

  1. 〘 名詞 〙 田畑を肥やす目的作物を栽培し、これを生育中にそのまま土中に犂き込んで腐らせ肥料とすること。アズキなどのマメ科の作物やゴマなどがよく用いられる。野生植物の茎、草を用いる草肥(くさごえ)とあわせて、現在では緑肥と呼ぶことが多い。
    1. [初出の実例]「苗ごゑと云は、菉豆を上とし、小豆、胡麻を其次とす」(出典:農業全書(1697)一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

[名](スル)二つ以上のものが並び立つこと。「立候補者が―する」「―政権」[類語]両立・併存・同居・共存・並立・鼎立ていりつ...

連立の用語解説を読む