精選版 日本国語大辞典 「苗肥」の意味・読み・例文・類語 なえ‐ごえなへ‥【苗肥】 〘 名詞 〙 田畑を肥やす目的で作物を栽培し、これを生育中にそのまま土中に犂き込んで腐らせ肥料とすること。アズキなどのマメ科の作物やゴマなどがよく用いられる。野生の植物の茎、草を用いる草肥(くさごえ)とあわせて、現在では緑肥と呼ぶことが多い。[初出の実例]「苗ごゑと云は、菉豆を上とし、小豆、胡麻を其次とす」(出典:農業全書(1697)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例