出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
…地名の初出は1585年(天正13)7月2日付けの遠藤基信宛羽柴(豊臣)秀吉書状写で,〈紀州和歌山〉に弟の秀長をおいて居城を造るという文書である。それ以後,和歌山と若山が用いられ,《紀伊続風土記》によると,元禄年中(1688‐1704)に若山に統一されたというが,和歌山と書かれた場合もあった。1585年秀吉は根来寺を攻略し,雑賀(さいか)一揆の太田城を水攻めして,岡山に和歌山城を築城し,秀長に与えた。…
※「若山」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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