(読み)トマ

精選版 日本国語大辞典 「苫」の意味・読み・例文・類語

とま【苫・篷】

  1. 〘 名詞 〙
  2. (すげ)、茅(かや)などを菰(こも)のように編み、小家屋の屋根周囲などのおおいや和船の上部のおおいなどに使用するもの。〔十巻本和名抄(934頃)〕
    1. [初出の実例]「秋の田のかりほの庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ〈天智天皇〉」(出典:後撰和歌集(951‐953頃)秋中・三〇二)
  3. 江戸時代、大工仲間着物をいう。〔新ぱん普請方おどけ替詞(1818‐30頃か)〕

とば【苫】

  1. 〘 名詞 〙 ( 「とま(苫)」の変化した語 )
  2. (すげ)、茅(かや)などを菰(こも)のように編んだもの。
  3. 着物のことをいう。
    1. [初出の実例]「お直は番茶ちりめんに、嶋つむきの下着〈略〉何れもとばはよし」(出典:洒落本・美地の蛎殻(1779))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

梅雨の季節に入ること。つゆ入り。毎年6月中旬~7月中旬の約1ヵ月間,九州から東北地方は梅雨の季節に入る。これは,北方のオホーツク海高気圧と南方の小笠原高気圧とに挟まれて,揚子江流域から九州,四国,本州...

入梅の用語解説を読む