英祖王(読み)えいそおう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「英祖王」の解説

英祖王 えいそおう

1229-1299 琉球の王。英祖王統初代。在位1260-99。
舜天(しゅんてん)王43年生まれ。浦添按司(あじ)(領主)恵祖の子。舜天王統の義本(ぎほん)王から王位禅譲をうける。農業生産をたかめ,貢租体系を確立,周辺の島々入貢をうながす。琉球にはじめて仏教をつたえた僧禅鑑に帰依(きえ)し,浦添に極楽寺建立(こんりゅう)した。英祖王40年8月5日死去。71歳。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android