茄子紺(読み)ナスコン

デジタル大辞泉 「茄子紺」の意味・読み・例文・類語

なす‐こん【茄子紺】

ナスの実のような、赤みを帯びた濃い紺色。「茄子紺スーツ

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精選版 日本国語大辞典 「茄子紺」の意味・読み・例文・類語

なす‐こん【茄子紺】

  1. 〘 名詞 〙 茄子の色のような、紫を帯びた深い紺色。
    1. [初出の実例]「オリーブの茄子紺(ナスコン)のと云はない昔、紫は江戸の代表色で」(出典:江戸から東京へ(1921)〈矢田挿雲〉七)

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色名がわかる辞典 「茄子紺」の解説

なすこん【茄子紺】

色名の一つ。JISの色彩規格では「ごく暗い」としている。一般に、ナス科ナスの実のようなみを帯びた紺色のこと。古そうな名だが、色名としては近代とされる。英名はナスそのものでエッグプラント(eggplant)。衣料品陶器など日常のさまざまな物に用いられている。

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