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茶の木人形 チャノキニンギョウ

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デジタル大辞泉の解説

ちゃのき‐にんぎょう〔‐ニンギヤウ〕【茶の木人形】

宇治人形(うじにんぎょう)

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世界大百科事典 第2版の解説

ちゃのきにんぎょう【茶の木人形】

チャの木を素材に一刀彫(いつとうぼり)の技法を用いてつくり,彩色を施した人形。茶の産地で知られる京都府宇治市でつくられたので,宇治人形ともいい,また茶摘み女を人形化しているので茶摘み人形ともいう。江戸時代寛永年間(1624‐44)に茶人金森宗和が宇治に隠居して彫ったのに始まるといわれる。3cm前後の小型物が多く,タバコ入れの根付(ねつけ)などに用いられた。幕末に幕府の御用茶師上林(かんばやし)牛加がつくって献上したというものが,現在も残っている。

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大辞林 第三版の解説

ちゃのきにんぎょう【茶の木人形】

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

茶の木人形
ちゃのきにんぎょう

京都府宇治(うじ)市産の人形。茶の古木を材にした木彫り人形で、宇治人形ともよばれる。すでに廃絶した張り子製の茶摘み人形とともに、宇治の伝統玩具(がんぐ)として並び称された。江戸初期の茶人金森宗和(そうわ)が、宇治茶で知られるこの地に隠棲(いんせい)し、つれづれに茶の木で人形を彫ったのが始まりという俗説もあるが、1843年(天保14)京都町奉行(まちぶぎょう)の命で、幕府の御用茶師上林牛加(かんばやしぎゅうか)が試作したのがおこりという。[斎藤良輔]

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