日本歴史地名大系 「茶右衛門館跡」の解説 茶右衛門館跡ちやえもんだてあと 青森県:西津軽郡岩崎村森山村茶右衛門館跡[現在地名]岩崎村森山日本海に突出た突端が懸崖になった森山(もりやま)崎の丘陵上にある。南と北も断崖で能代(のしろ)(現秋田県能代市)へ通じる道を眼下に見る。二つの館からなり、別称は森山館・森山東(もりやまひがし)館。「北海道史要」に「天文十五年深浦森山の館主飛騨守季定の檜山安東氏に叛ける際、津軽小泊より上陸応援をなせる事」とみえる。丘陵北麓に森山東館があり、森山館は北西に向かって七段に分れ、下部から六段に帯郭、七段目に本郭がある。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by