茶右衛門館跡(読み)ちやえもんだてあと

日本歴史地名大系 「茶右衛門館跡」の解説

茶右衛門館跡
ちやえもんだてあと

[現在地名]岩崎村森山

日本海に突出た突端懸崖になった森山もりやま崎の丘陵上にある。南と北も断崖能代のしろ(現秋田県能代市)へ通じる道を眼下に見る。二つの館からなり、別称は森山館・森山東もりやまひがし館。

「北海道史要」に「天文十五年深浦森山の館主飛騨守季定の檜山安東氏に叛ける際、津軽小泊より上陸応援をなせる事」とみえる。丘陵北麓に森山東館があり、森山館は北西に向かって七段に分れ、下部から六段に帯郭、七段目に本郭がある。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

2022年度から実施されている高校の現行学習指導要領で必修となった科目。実社会や実生活で必要となる国語力の育成を狙いとし、「話す・聞く」「書く」「読む」の3領域で思考力や表現力を育てる。教科書作りの...

現代の国語の用語解説を読む