懸崖(読み)けんがい

盆栽用語集の解説

懸崖

盆栽形のひとつで、樹の先端部分が鉢縁よりも下にあるものを総じてこう呼ぶ。自然環境の中で断崖絶壁にしがみつくように生きる樹々を模したもので、生命力のたくましさや自然の厳しさなどさまざまなものを表現できる。
06

出典 (株)近代出版盆栽用語集について 情報

デジタル大辞泉の解説

けん‐がい【懸崖】

切り立ったがけ。きりぎし。
盆栽で、茎や枝が根より低く、鉢の外に垂れ下がるように作ったもの。「懸崖作りの菊」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典の解説

けん‐がい【懸崖】

〘名〙
① きりたったがけ。きりぎし。がけ。断崖。絶壁。
※史記抄(1477)五「陵は、にはかに懸崖の様にきれはなれはせいで、次第さがりにさがるぞ」 〔張懐懽書断〕
③ 盆栽で、植物の幹や茎を根より低く鉢の外に垂れさがるようにつくったもの。菊の鉢植えなどにも見られる。懸崖づくり。
※父(1951)〈大岡昇平〉「狭い庭に粗末な土鉢を並べて変種を育て、懸崖の大輪が大の得意で、わざわざ写真屋に撮らせたりしてゐた」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

野球の用語

アウトサイド・コーナー outside corner 打者から見て本塁上の遠い側。外角。和製英語ではアウトコーナーともいう。アシスト assist打者が打った球を捕球後にある塁に送球し走者の刺殺を間接...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android