茶蘭(読み)チャラン

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「茶蘭」の意味・読み・例文・類語

ちゃ‐らん【茶蘭】

  1. 〘 名詞 〙 センリョウ科の常緑小低木。中国南部原産で、江戸時代に渡来鉢植や切花にする。高さ約七〇センチメートル。茎は群生し、緑色でやや柔かく、節はふくれてよく分枝する。葉は対生して短柄をもち楕円形、長さ五~八センチメートル。縁は波状の低い鋸歯(きょし)があり、革質で厚く、茶にやや似る。初夏、梢上に出した枝は再び分枝し、花序の各小枝に花被のない黄緑色の花を穂状につける。花は香りがよく茶の香気に用いる。漢名、珍珠蘭・金粟蘭。《 季語・夏 》
    1. [初出の実例]「さあつめれとてふりかはる𧝒(よぎ) 此鉢に茶蘭うつして餝り立て〈蘭関〉」(出典:俳諧・末若葉(1697)上)

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動植物名よみかた辞典 普及版 「茶蘭」の解説

茶蘭 (チャラン)

学名Chloranthus spicatus
植物。センリョウ科の常緑小低木,園芸植物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

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