茶間女(読み)ちゃのまおんな

精選版 日本国語大辞典 「茶間女」の意味・読み・例文・類語

ちゃのま‐おんな‥をんな【茶間女】

  1. 〘 名詞 〙 武家で、腰元下女中間に位置する女中をいう。主として茶の間雑用をつとめた。町家ではふつう中居(なかい)と称した。はしため。下婢(かひ)。女中。下女。茶の間。
    1. [初出の実例]「自らもよる年にしたがひ身を持下げて茶(チャ)の間(マ)女となり」(出典浮世草子好色一代女(1686)四)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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