新撰 芸能人物事典 明治~平成 「草野大悟」の解説
草野 大悟
クサノ ダイゴ
- 職業
- 俳優
- 生年月日
- 昭和14年 9月7日
- 出生地
- 台湾・台中市
- 出身地
- 鹿児島県 鹿児島市
- 学歴
- 明治大学文学部演劇科中退,文学座附属演劇研究所〔昭和37年〕修了
- 経歴
- 昭和41年文学座座員となるが42年退団、六月劇場結成に参加。45年六月劇場、自由劇場、発見の会のメンバーとともに演劇センター68 69の結成に参加。46年第1回黒テント公演「翼を燃やす天使たちの舞踊」以後、フリーに。この間37年「放浪記」で映画デビュー。その後、新藤兼人監督の作品に多く起用され、「強虫女と弱虫男」「触角」「裸の十九才」「竹山ひとり旅」などに出演。ほかに「二匹の牝犬」(東映)「日本ゲリラ時代」(松竹)「死ぬにはまだ早い」(東宝)「御用牙」シリーズ(勝プロ)など、ヌーボーとした中に独得の個性を見せる役柄が多い。他の出演作にテレビ「怪奇大作戦」「紅い花」「翔ぶが如く」、舞台「怒りを込めて振り返れ」「魂へキック・オフ」「東京行進曲」など。著書に中国ロケの見聞記「同志!!僕に冷たいビールをくれ」がある。39年女優の田島和子と結婚。
- 没年月日
- 平成3年 2月27日 (1991年)
- 家族
- 妻=田島 和子(女優)
- 伝記
- 俳優論どこかヘンな三角関係 草野 大悟 著干刈 あがた 著(発行元 晶文社新潮社 ’92’91発行)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報