デジタル大辞泉 「荘厳の聖母」の意味・読み・例文・類語 そうごんのせいぼ〔サウゴンのセイボ〕【荘厳の聖母】 《原題、〈イタリア〉Maestà》チマブエの絵画。板にテンペラ。縦385センチ、横223センチ。サンタトリニタ教会の祭壇画として制作。フィレンツェ、ウフィツィ美術館所蔵。マエスタ。サンタトリニタの聖母。ジョットの絵画。板にテンペラ。縦325センチ、横204センチ。元はフィレンツェのオニサンティ教会の主祭壇画として描かれた。フィレンツェ、ウフィツィ美術館所蔵。オニサンティの聖母。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
デジタル大辞泉プラス 「荘厳の聖母」の解説 荘厳の聖母〔ジョット・ディ・ボンドーネ〕 イタリアの画家ジョット・ディ・ボンドーネの絵画(1310頃)。元はフィレンツェのオニサンティ聖堂の主祭壇画だったため、『オニサンティの聖母(Maestà di Ognissanti)』とも呼ばれる。ジョットの代表作の一つ。フィレンツェ、ウフィツィ美術館所蔵。 荘厳の聖母〔ウフィツィ美術館〕 イタリア、フィレンツェ派の画家チマブーエの絵画(1290-1300頃)。『サンタ・トリニタの聖母(Maestà di Santa Trinita)』ともよばれる。天使に囲まれ、幼子イエスを抱く聖母をテンペラで描いた作品。フィレンツェ、ウフィツィ美術館所蔵。 荘厳の聖母〔ルーヴル美術館〕 イタリア、フィレンツェ派の画家チマブーエの絵画(1280頃)。玉座に座る聖母子と天使たちを描いた作品。パリ、ルーヴル美術館所蔵。フィレンツェのウフィツィ美術館も同じ主題の作品を所蔵する。 出典 小学館デジタル大辞泉プラスについて 情報