荻野伊三郎(読み)おぎの いさぶろう

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「荻野伊三郎」の解説

荻野伊三郎(初代) おぎの-いさぶろう

1703-1748 江戸時代中期の歌舞伎役者
元禄(げんろく)16年生まれ。初代荻野長太夫の子。京都にでて初代荻野八重桐の門下となり,享保(きょうほう)6年初舞台をふむ。一説には2代荻野長太夫の子荻野梅之助の義弟若衆方より立役(たちやく)に転じた。のち江戸にいき,荒事を得意とし女方もかねた。延享5年2月6日死去。46歳。伊勢(いせ)(三重県)出身俳名は初朝。

荻野伊三郎(3代) おぎの-いさぶろう

1786-1829* 江戸時代後期の歌舞伎役者。
天明6年生まれ。2代荻野伊三郎の子。寛政3年子役で初舞台。文政6年江戸河原崎座で3代を襲名。若立役(わかたちやく)をつとめた。文政11年12月9日死去。43歳。初名は2代尾上紋三郎。前名は荻野仙花。俳名は仙花。屋号大和屋

荻野伊三郎(2代) おぎの-いさぶろう

坂東三津五郎(ばんどう-みつごろう)(2代)

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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