菅原芳子(読み)すがわらの ほうし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菅原芳子」の解説

菅原芳子 すがわらの-ほうし

974ごろ-1056ごろ 平安時代中期の女官
天延2年ごろの生まれ。菅原輔正(すけまさ)の娘。敦成(あつひら)親王(後一条天皇)の乳母。長徳4年(998)掌侍となり,寛仁(かんにん)4年典侍,長元4年(1031)官を辞す。藤原頼忠の子藤原頼任(よりとう)の妻となり資任(すけとう)を生む。能書家として知られる。天喜(てんぎ)4年ごろ死去。83歳?通称は菅宰相,菅典侍。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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