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あいなし あいなし

大辞林 第三版の解説

あいなし

( 形ク )
〔「あひなし(合無)」か「あいなし(愛無)」か。また、「敢へ無し」の転か〕
道理にはずれている。あるまじきことである。 「いで、その御文なほ、聞え給へ。-・し/源氏 夕霧
自分の志と違って、いやな気持ちだ。不本意だ。 「おのづから聞きつけて、うらみもぞする、-・し/枕草子 270
どうにもならない。むだである。 「今更いと-・く便なかるべきわざなるを/浜松中納言 1
(「あいなく」の形で)どういう訳か。むやみに。 「 - ・く胸つぶれて、いとほしくこそあれ/紫式部日記」
味けない。面白みがない。かわいげがない。 「かやうのすさびごとをも、-・くおぼしければ/源氏 真木柱

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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