菊ヶ浜土塁(読み)きくがはまどるい

日本歴史地名大系 「菊ヶ浜土塁」の解説

菊ヶ浜土塁
きくがはまどるい

[現在地名]萩市大字今魚店町

指月(しづき)山の東に連なる菊ヶ浜の中央以東に築造された土塁。現在は、東端の二ヵ所の土塁が比較的よく旧態を保っている(市指定史跡)。

文久三年(一八六三)五月一〇日の攘夷決行の日、萩藩の馬関砲台(跡地は現下関市)は関門(かんもん)海峡を通過する外国船に砲撃を加えたが、期待に反して大損害を受けた。戦況は萩へ注進され、浜崎(はまさき)町の住民が菊ヶ浜に土塁の構築を請願するなど、城下を住民の手で守ろうとする機運が高まった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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