菊桐(読み)キクキリ

デジタル大辞泉 「菊桐」の意味・読み・例文・類語

きく‐きり【菊×桐】

菊と桐の紋章。特に、一六弁の菊と五七ごしちの桐日本皇室の紋章。

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精選版 日本国語大辞典 「菊桐」の意味・読み・例文・類語

きく‐きり【菊桐】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 日本の皇室の紋章。十六弁の菊花正面から見たものと五七(ごしち)の桐。
    1. [初出の実例]「衣裳之紋、御赦免之外、菊桐不之」(出典:大坂城中壁書(1595))
  3. 菊と桐の模様
    1. [初出の実例]「肌着はしろく、うへには、菊梧の地無の小袖をかさね、帯は小唐織に」(出典:浮世草子・西鶴諸国はなし(1685)二)

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