菊芳秋調(読み)キクヨシ シュウチョウ

新撰 芸能人物事典 明治~平成 「菊芳秋調」の解説

菊芳 秋調
キクヨシ シュウチョウ


職業
地歌箏曲

生年月日
明治8年

出身地
大阪

経歴
洋楽影響を受けて、筝曲楽譜を従来縦書きのものから横書きの三線譜に改良。また新しい作曲法、演奏法も創り出し、筝曲の改革功績を残した。代表作に「吉野静」「御製の曲」などがある。

没年月日
大正2年 (1913年)

出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報

20世紀日本人名事典 「菊芳秋調」の解説

菊芳 秋調
キクヨシ シュウチョウ

明治期の地唄箏曲家



生年
明治8年(1875年)

没年
大正2(1913)年

出身地
大阪

経歴
洋楽の影響を受けて、筝曲楽譜を従来の縦書きのものから横書きの三線譜に改良。また新しい作曲法、演奏法も創り出し、筝曲の改革に功績を残した。代表作に「吉野静」「御製の曲」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「菊芳秋調」の解説

菊芳秋調 きくよし-しゅうちょう

1868-1913 明治-大正時代の地歌・箏曲(そうきょく)家。
明治元年生まれ。菊池派の菊富池之一に師事。洋楽に通じ,アコーディオンも教授した。横書き三線式の箏曲楽譜を考案し,左手の重音奏法をおりこんだ新箏曲譜を発行するなど,箏曲の改革につくした。大正元年菊好と改姓。大正2年死去。46歳。大阪出身。作品に「吉野静」「三社詣」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android