菊頭蝙蝠(読み)キクガシラコウモリ

デジタル大辞泉 「菊頭蝙蝠」の意味・読み・例文・類語

きくがしら‐こうもり〔‐かうもり〕【菊頭蝙蝠】

翼手目キクガシラコウモリ科の哺乳類体長7センチくらい。鼻の周辺ひだ突起が複雑にあり、菊に似る。昆虫を食べる。日本から中国・アジア南部・ヨーロッパ北アフリカまで分布 夏》

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「菊頭蝙蝠」の意味・読み・例文・類語

きくがしら‐こうもり‥かうもり【菊頭蝙蝠】

  1. 〘 名詞 〙 キクガシラコウモリ科の哺乳類。ヨーロッパからインド北部、および日本に分布する。体長約七センチメートル。全身灰赤褐色。耳は三角形で先端がとがる。昆虫などを食べ、昼は洞窟などに潜む。鼻の周囲鼻葉と呼ばれる葉状皮膚のひだがあり、それをキクの花に見たてたことからこの名がある。きくこうもり

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「菊頭蝙蝠」の解説

菊頭蝙蝠 (キクガシラコウモリ)

学名Rhinolophus ferrumequinum
動物。キクガシラコウモリ科の哺乳動物

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android