デジタル大辞泉 「華鬘草」の意味・読み・例文・類語 けまん‐そう〔‐サウ〕【華×鬘草】 ケシ科の多年草。高さ約60センチ。葉は大きく、羽状複葉。晩春、淡紅色の心臓形の花を総状に垂らして咲く。中国の原産で、古くから観賞用に栽培される。ふじぼたん。たいつりそう。《季 春》「―咲きゐたらずや岨そばの雪/秋桜子」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「華鬘草」の意味・読み・例文・類語 けまん‐そう‥サウ【華鬘草】 〘 名詞 〙 ケシ科の多年草。中国原産で、観賞用として鉢植えなどにされる。茎は高さ三〇~六〇センチメートルになり、赤色また灰緑色を帯びる。葉は灰緑色、裏面は帯白色で長柄をもち数回羽状に分裂。各裂片は鏃(やじり)形で縁にあらい鋸歯(きょし)がある。春、一方にやや傾斜した花茎をのばし、桃紅色の四弁花を花軸の片側に多数垂れ下げる。漢名、荷包牡丹。ふじぼたん。たいつりそう。ようらくぼたん。けまんぼたん。けまん。《 季語・春 》[初出の実例]「けまん草生ぬるかたや蓮台野〈信顕〉」(出典:俳諧・玉海集(1656)一) 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「華鬘草」の解説 華鬘草 (ケマンソウ) 学名:Dicentra spectabilis植物。ケシ科の多年草,園芸植物,薬用植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報