萩原名(読み)はぎわらみよう

日本歴史地名大系 「萩原名」の解説

萩原名
はぎわらみよう

[現在地名]島原市萩原・萩が丘・青葉町

島原村の中ほどに位置し、島原城下の南西に接する。近世は島原村のうちで、宝永四年(一七〇七)検地とある島原領内村明細帳に同村六ヵ名のうちとして萩原がみえ山王が祀られる。寛政四年(一七九二)の島原大変以前の島原城下図(荒木家蔵)にも萩原名とあり、城下町と接して島原村の庄屋屋敷が描かれる。同年の島原大変では流死者数一九一(安養寺過去帳・晴雲寺過去帳・快光寺過去帳・護国寺過去帳など)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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