新撰 芸能人物事典 明治~平成 「萩原正吟」の解説
萩原 正吟
ハギワラ セイギン
- 職業
- 地歌箏曲家(生田流)
- 本名
- 萩原 三代
- 生年月日
- 明治33年 6月4日
- 出生地
- 京都府
- 学歴
- 京都府立盲学校卒
- 経歴
- 6歳で失明、8歳で渡辺正之検校に柳川流三味線組唄、生田流箏組唄を師事。長唄、端唄、浄瑠璃物を田中きぬに習い、さらに高橋栄清から山田流箏曲を習得した。昭和6年京都府立盲学校教諭となり、作曲、演奏に活躍、女流として京都地歌、箏曲界に重きをなした。京都市当道会理事、日本箏曲連盟総務。作品には「萩の曲」「八橋」「鶴鳴調」「きさらぎ抄」などがある。
- 受賞
- 勲五等宝冠章〔昭和45年〕 無形文化財記録保持者〔昭和32年〕,京都新聞文化賞〔昭和37年〕,京都市文化功労者〔昭和44年〕
- 没年月日
- 昭和52年 4月23日 (1977年)
出典 日外アソシエーツ「新撰 芸能人物事典 明治~平成」(2010年刊)新撰 芸能人物事典 明治~平成について 情報