萱野遺跡(読み)かやのいせき

日本歴史地名大系 「萱野遺跡」の解説

萱野遺跡
かやのいせき

[現在地名]箕輪町大字三日町 萱野高原

三日町みつかまち地籍東方に連なる山地上に萱野高原があり、この標高一二〇〇メートルの頂上近くの谷の入口の小さい窪地にある縄文早期の遺跡。

昭和四〇年(一九六五)の調査で、炉跡とその周囲に深さ五〇センチ、長径二メートル前後の長楕円形竪穴が数個検出された。遺物押型文土器を主とした縄文早期で、こうした遺構のあり方は、まだ定住生活に至らないこの期のキャンプサイド的なもの、仮寝の窖ではないかとも推察できる。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

関連語 高地 山間

4月1日の午前中に、罪のないうそをついて人をかついでも許されるという風習。また、4月1日のこと。あるいは、かつがれた人のこと。四月ばか。万愚節。《季 春》[補説]西洋もしくはインドに始まる風習で、日本...

エープリルフールの用語解説を読む