萱野高原(読み)かやのこうげん

日本大百科全書(ニッポニカ) 「萱野高原」の意味・わかりやすい解説

萱野高原
かやのこうげん

青森市南部、十和田(とわだ)湖への北の入口にあたる高原標高約540メートル。八甲田火山(はっこうだかざん)から噴出した石英安山岩質溶結凝灰岩の分布する地域で、馬の放牧が行われる。青森市から十和田湖へ向かう定期観光バスの最初の休憩地があり、観光客でにぎわう。東へ田代平(たしろたい)への火箱沢(ひばこざわ)林道が通じる。

横山 弘]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「萱野高原」の意味・わかりやすい解説

萱野高原
かやのこうげん

青森県中部,八甲田山北麓に展開する高原。標高 520m。芝生のなだらかな傾斜ウマの放牧場となっている。背後には八甲田の連山眼下には陸奥湾が開け,夏はキャンプ地として親しまれる。十和田八幡平国立公園の北の玄関口にあたる。

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