落下傘(読み)ラッカサン

精選版 日本国語大辞典 「落下傘」の意味・読み・例文・類語

らっか‐さんラクカ‥【落下傘】

  1. 〘 名詞 〙 飛行中の航空機から、人や物資を安全に降下させるために用いる半球形をした傘状のもの。木綿、絹、ナイロンなどで作り、空中でひろげ、空気抵抗を利用し、落下速度をゆるめる。宇宙船回収や航空機の着陸後の制動などのためにも用いられる。パラシュート。
    1. [初出の実例]「落下傘に身を托して下りる事にしても」(出典:百鬼園随筆(1933)〈内田百〉百鬼園先生幻想録)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の落下傘の言及

【パラシュート】より

…落下傘ともいう。パラシュートは,飛行中の航空機から投下される物資や降下する乗員などの降下速度あるいは前進速度をゆるやかにするため,空気抵抗を発生させる装備である。…

※「落下傘」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

機械メーカー。トヨタグループの総本家で,繊維機械のほかトヨタ自動車からの小型商用車の受託生産,エンジンその他の自動車部品,フォークリフトなどの産業用車両の生産も行なう。1926年豊田佐吉が,みずから発...

豊田自動織機の用語解説を読む