落書露顕(読み)ラクショロケン

大辞林 第三版の解説

歌論・連歌論書。一巻。今川了俊著。1412年頃成立か。二条派の頓阿とんあによる冷泉為尹ためまさ批判に対して、了俊が冷泉派の歌風を擁護した書。善阿・救済・周阿などの連歌にも言及している。落書記。

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精選版 日本国語大辞典の解説

室町時代の歌学書。一巻。今川了俊著。応永二〇年(一四一三)頃成立か。二条派隆盛の風潮の中での冷泉派からの弁駁(べんばく)書であり、特に師の為尹(ためただ)に対する批判を弁護し、和歌・連歌の作法、歌体句数などについて述べる。「落書記」とも。

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