落石村(読み)おちいしむら

日本歴史地名大系 「落石村」の解説

落石村
おちいしむら

[現在地名]根室落石西おちいしにし落石東おちいしひがし初田牛はつたうし

明治五年(一八七二)から同三九年までの村。初め釧路厚岸あつけし郡、明治一四年からは根室国花咲はなさき郡に所属。オッチシとも訓じられる(大小区画沿革表)。根室郡厚別あつうしべつ村の南、根室半島付根の南側に位置し、太平洋に面する。海岸は三里さんり浜などの砂浜落石岬などの断崖絶壁からなる。北部には森林地帯が広がる。近世はアッケシ場所のうち。明治五年にヲッチシ(ヲツチイシ)フレシュマを包含してヲッチイシ村が成立(「事業報告」第一編)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む