葉室古墳群(読み)はむろこふんぐん

日本歴史地名大系 「葉室古墳群」の解説

葉室古墳群
はむろこふんぐん

[現在地名]太子町葉室

山田やまだ集落の南西方から葉室集落の東方にかけて東西に延びる丘陵上に位置する。かまど(釜戸)づか石塚いしづか葉室塚はむろづか・モンド神塚かみづかなどの古墳によって構成され、昭和四七年(一九七二)実測調査によって明らかになった。かまど塚古墳は径四五メートル・高さ五メートルの円墳で、幅七・五―一三メートルの馬蹄形周濠がみられる。墳丘中央に南に開口する横穴式石室が所在したと考えられるが、大半が荒されており詳細は不明。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ヒトメタニューモウイルス

(5)ヒトメタニューモウイルス(human metapneu­movirus: hMPV)概念 ヒトメタニューモウイルスはパラミクソウイルス科メタニューモウイルス属に属するウイルスで,急性呼吸器感染症...

ヒトメタニューモウイルスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android