葦原村(読み)あしわらむら

日本歴史地名大系 「葦原村」の解説

葦原村
あしわらむら

[現在地名]植木町田底たそこ

山城やましろ村の北、合志こうし川沿いの低平地を占める。村・平島ひらしま村・山城村を経て当村を通り山鹿やまが分田ぶんだ(現鹿本町)に至る分田溝が合志川西方を流れる。東は合志橋田はしだ(現菊池郡七城町)、北は橋田井手を境に川崎かわさき村・分田村(現鹿本町)に接する。寛正七年(一四六六)一月二三日、菊池為邦より五条良興は「肥後国泉庄之内八丁・芦原四丁」を宛行われ(「菊池為邦宛行状」五条家文書)、以来、当地の四町分は五条家の所領として年未詳一月二二日の大友義鑑袖判五条氏所領坪付(同文書)と、天文一二年(一五四三)一〇月一六日の五条鑑量本地坪付(同文書)にも「葦原一所 四町」とみえる。慶長九年(一六〇四)九月の検地帳では田一五町三反七畝余・畠一一町六反二畝余、名請人延数六一人、同一三年の検地帳では分米四七八石余。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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