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葫蘆島(読み)ころとう

百科事典マイペディアの解説

葫蘆島【ころとう】

中国,遼寧省西部,遼東湾北西岸にある港湾都市。半島がひょうたんに似るのでこの名がある。連山湾を擁し,水深が大で喫水9mの船も停泊できる不凍港。1934年日本が築港工事を行い,都市計画を完成し,錦西からの鉄道が通じた。造船が盛ん。98万人(2014)。
→関連項目錦州

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

葫蘆島
ころとう / フールータオ

中国、遼寧(りょうねい)省南西部の地級市。3市轄区、2県を管轄し、興城(こうじょう)市の管轄代行を行う(2016年時点)。常住人口262万3541(2010)。遼東(りょうとう)湾に面し、京哈(けいは)線が通じ、魏塔線(魏杖子(ぎじょうし)―塔山)を分岐する。清(しん)末に錦西(きんせい)庁が置かれ、1913年に錦西県となり、1985年市政施行。1989年地級市に、1994年葫蘆島市と改名された。農村部はトウモロコシ、コウリャン、大豆、ワタを産し、山地には果樹が多く、沿海では漁業(とくにエビ)、製塩が盛んである。地下資源はモリブデンが豊富で、石油加工、火薬、造船などの工場も立地している。葫蘆島港は遼東湾に面する不凍港で、人民解放軍海軍の重要基地の一つである。また同港は第二次世界大戦後、東北地区の日本人引揚げ者の乗船地であったことでも知られる。[河野通博・編集部]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

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