葵紋(読み)あおいもん

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「葵紋」の意味・わかりやすい解説

葵紋
あおいもん

日本の紋章の一種。植物のフタバアオイの葉,または葉と花とをかたどった紋章。京都の賀茂御祖神社,賀茂別雷神社の神事に用いられ(→葵祭),賀茂明神を信仰した人々がこの植物を神聖視して家紋に用いた。最も有名なのは徳川家(→徳川氏)で,三河国で松平家を名のっていた頃から使用しており,天正14(1586)年,徳川家康は本多家以外の他家の使用を禁じた。形状から,徳川本家の三つ葉葵,紀州徳川家の六つ葵,伊予松平家の葵巴,本多家の立葵などの区別がある。

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