日本歴史地名大系 「蒲田新宿村」の解説 蒲田新宿村かまたしんしゆくむら 東京都:大田区蒲田新宿村[現在地名]大田区南蒲田(みなみかまた)三丁目・西糀谷(にしこうじや)四丁目・萩中(はぎなか)二丁目・蒲田(かまた)四―五丁目・蒲田本町(かまたほんちよう)一―二丁目北蒲田村の南に位置し、土地は平坦で水田が多い。近世の東海道が村内を南北に貫き、往還沿いに人家が立並ぶ。もとは北蒲田村と一村をなし蒲田村と称したが、のち二村に分立したという。単に新宿村ともいった(風土記稿)。田園簿に蒲田新田(田方四六六石余・畑方一七三石余、幕府領)がみえ、元禄郷帳に載る蒲田新宿村(高六〇〇石)の「村」の傍注に「簿ナシ」とあり、「正蒲田新田」の左注も付されている。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報 Sponserd by