蒲田温泉(読み)がまだおんせん

日本歴史地名大系 「蒲田温泉」の解説

蒲田温泉
がまだおんせん

[現在地名]上宝村神坂

蒲田川右岸、焼(やけ)岳と錫杖(しやくじよう)岳の中間部に位置する。天正年間(一五七三―九二)の発見といわれ、無色透明で臭気と味とを有し、中性、摂氏七七度塩類性炭酸泉に属する。慢性胃カタル・便秘症・慢性盲腸炎・脳神経衰弱症・頭痛・慢性リウマチス・皮膚潰瘍等に効果があるという(上宝村誌)。延宝五年(一六七七)金森氏家臣で儒学者でもあった角田守株子が「蒲田温泉記」を著しており、それによると、天正年間金森氏支配になった頃、病人が入浴し治ったのを、地元民が珍事として語り伝えたという。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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