蔓蕺(読み)ツルドクダミ

デジタル大辞泉 「蔓蕺」の意味・読み・例文・類語

つる‐どくだみ【××蕺】

タデ科蔓性多年草。茎は他に巻きつき、葉はドクダミに似る。秋、白い小花を円錐状につける。中国原産塊根漢方何首烏かしゅうといい強壮薬にする。

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精選版 日本国語大辞典 「蔓蕺」の意味・読み・例文・類語

つる‐どくだみ【蔓蕺】

  1. 〘 名詞 〙 タデ科のつる性多年草。中国原産で、日本へは享保五年(一七二〇)に渡来し、各地で野生化。茎は他物にからんでのびる。つるは左右いずれにも巻く。葉は柄のある卵状心臓形で長さ三~六センチメートル。八~一〇月、ごく小さな白色の五弁花を葉腋に円錐状につける。果実卵形で三つの翼のある宿存萼に包まれている。地中にある巨大な塊根を干したものを何首烏(かしゅう)といい、強壮・健胃薬や下剤に用いる。何首烏。〔日本植物名彙(1884)〕

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動植物名よみかた辞典 普及版 「蔓蕺」の解説

蔓蕺 (ツルドクダミ)

学名Pleuropterus multiflorus
植物。タデ科の落葉性つる植物,薬用植物

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