蔵人の頭(読み)くろうどのとう

精選版 日本国語大辞典 「蔵人の頭」の意味・読み・例文・類語

くろうど【蔵人】 の 頭(とう)

蔵人所(くろうどどころ)の職の一つ蔵人の上。定員は二名で、おおむね四位の者を任じ、一人近衛中将を兼ね(頭中将)、一人は大中弁官から兼ねる(頭弁)。大同五年(八一〇三月初めて置かれた。くらの頭(とう)
古今(905‐914)哀傷・八四七・詞書深草のみかどの御時に、蔵人頭にてよるひるなれつかうまつりけるを」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

靡き

1 なびくこと。なびくぐあい。2 指物さしものの一。さおの先端を細く作って風にしなうようにしたもの。...

靡きの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android