デジタル大辞泉 「薔薇鱮」の意味・読み・例文・類語 ばら‐たなご【薔=薇×鱮】 1 コイ科の淡水魚。全長約5センチ。体高が高く、側扁が著しい。背部が暗褐色のほかは黄色っぽい銀白色。雄は繁殖期に緑・青・紅色などの婚姻色に変化する。近畿・北九州に分布。にっぽんばらたなご。2 タイリクバラタナゴの別名。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「薔薇鱮」の意味・読み・例文・類語 ばら‐たなご【薔薇&JISFC9A;】 〘 名詞 〙 コイ目コイ科タナゴ亜科に属する淡水魚。全長六・五センチメートルに達し、体は側扁し、体高は高く菱形をなす。体色は淡灰褐色だが、雄は五~九月の繁殖期には頭部に追い星が現われ、体色も赤・青などの婚姻色に変わるのでこの名がある。浅い池や沼などにすむ。雌は長い産卵管をもち、イシガイ科二枚貝類の殻内に卵を産み付け、その中で発育する。近畿以西の本州・九州にみられるニッポンバラタナゴおよびアジア大陸原産で近年日本各地に繁殖するタイリクバラタナゴの二亜種がある。ニッポンバラタナゴは絶滅が危惧されている。 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「薔薇鱮」の解説 薔薇鱮 (バラタナゴ) 学名:Rhodeus ocellatus動物。コイ科の淡水魚 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報