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薨奏 こうそう

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世界大百科事典 第2版の解説

こうそう【薨奏】

宮中儀礼の一つ。喪葬令(そうそうりよう)によると,親王または三位以上の者の死を〈薨〉といい,五位以上の者は〈卒〉,六位以下庶人は〈死〉と称して区別した。親王および五位以上の者が没すると,治部省から太政官を経て天皇に奏聞する。これを薨奏というが,すでに出家した者には行わない。なお幼少の親王も薨奏しないとの説があり,その実例もあるが,《北山抄》の説くごとく,親王は入道・幼稚を問わず行うのが例で,薨奏に際しては,〈身退給(みまかりたまう)〉と奏する定めである。

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