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廃朝 ハイチョウ

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デジタル大辞泉の解説

はい‐ちょう〔‐テウ〕【廃朝】

天皇が、服喪や天変地異などのために、朝務に臨まないこと。諸官司の政務は平常通り行われる。輟朝(てっちょう)。

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世界大百科事典 第2版の解説

はいちょう【廃朝】

天皇が朝廷の政務をみないこと。輟朝(てつちよう)ともいう。天皇の2等親以上の者,外祖父母,右大臣以上もしくは散一位の喪に際し廃朝3日とし,国忌(こつき)日および3等親と,百官の三位以上の喪には廃朝1日,また日食や地震などの天変地異にも廃朝するが,それらは儀制令に規定されており,その規定は江戸時代末までほぼ守られた。なお廃朝が薨奏(こうそう)により行われた場合,必ずしも薨奏の日でなく,その翌日から始められることもあった。

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大辞林 第三版の解説

はいちょう【廃朝】

天変・病気や皇族・重臣の喪などのため、天皇が政務を執らないこと。諸官司の政務は通常どおり行われた。輟朝てつちよう

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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

廃朝
はいちょう

天皇が朝廷の政務をみないこと。「輟朝(てっちょう)」ともいう。臨朝に対する語。日食や二等親以上の喪などの場合に行われ、その日数は1日または3日ないし5日。その間、清涼殿(せいりょうでん)の御簾(みす)を垂れて諸事を慎み、音奏(おんそう)、警蹕(けいひつ)などを停止する例である。なお諸官司が政務を廃するのを廃務(はいむ)といい、1日限りを原則とし、廃朝の際はかならずしも廃務しないが、国忌(こき)や日食の場合のように、両者が一致するときもある。[橋本義彦]

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