藤原乙麻呂(読み)ふじわらの おとまろ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原乙麻呂」の解説

藤原乙麻呂 ふじわらの-おとまろ

?-760 奈良時代公卿(くぎょう)。
南家藤原武智麻呂(むちまろ)の4男。天平(てんぴょう)9年(737)従五位下となる。越前守(えちぜんのかみ)などをへて,天平勝宝(しょうほう)2年大宰少弐(だざいのしょうに),ついで宇佐八幡託宣により従三位,大宰帥(そち)に昇進。兄藤原仲麻呂の政権下で武部卿(ぶぶきょう)(兵部卿)をつとめた。天平宝字(ほうじ)4年(7月16日か)死去。名は乙万呂,弟麻呂ともかく。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

プラチナキャリア

年齢を問わず、多様なキャリア形成で活躍する働き方。企業には専門人材の育成支援やリスキリング(学び直し)の機会提供、女性活躍推進や従業員と役員の接点拡大などが求められる。人材の確保につながり、従業員を...

プラチナキャリアの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android