デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原俊経」の解説 藤原俊経 ふじわらの-としつね 1113-1191 平安時代後期の公卿(くぎょう)。永久元年生まれ。藤原顕業(あきなり)の次男。母は大江有経の娘。文章博士(もんじょうはかせ),左大弁などをへて寿永2年(1183)参議となり,翌年正三位。近衛(このえ)天皇の尚復,高倉天皇の侍読をつとめた。建久2年1月22日死去。79歳。号は六角。日記に「俊経卿記」。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例 Sponserd by
朝日日本歴史人物事典 「藤原俊経」の解説 藤原俊経 没年:建久2.1.22(1191.2.17) 生年:永久1(1113) 平安末期の公卿。藤原顕業と大江有経の娘の子。近衛天皇の蔵人から久安2(1146)年に尚復(講師の講読を復唱するなどの職務)。仁安3(1168)年高倉天皇侍読。摂津守,阿波権守ほかを兼任。文章博士,弁官を経て寿永2(1183)年参議,同3年正三位。文治1(1185)年出家,法名隆心。 (櫻井陽子) 出典 朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版朝日日本歴史人物事典について 情報 Sponserd by