藤原愛発(読み)ふじわらの ちかなり

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原愛発」の解説

藤原愛発 ふじわらの-ちかなり

787-843 平安時代前期の公卿(くぎょう)。
延暦(えんりゃく)6年生まれ。北家藤原内麻呂の7男。天長3年(826)参議承和(じょうわ)7年正三位,大納言となる。柔和な人柄で,政務に精通したとつたえられる。9年承和の変に連座し,免官京外に追放され,承和10年9月16日死去。57歳。名は「あらち」ともよむ。

藤原愛発 ふじわらの-あらち

ふじわらの-ちかなり

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

排外主義

外国人や外国の思想・文物・生活様式などを嫌ってしりぞけようとする考え方や立場。[類語]排他的・閉鎖的・人種主義・レイシズム・自己中・排斥・不寛容・村八分・擯斥ひんせき・疎外・爪弾き・指弾・排撃・仲間外...

排外主義の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android