藤原房雄(読み)ふじわらの ふさお

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藤原房雄」の解説

藤原房雄 ふじわらの-ふさお

?-895 平安時代前期の官吏
南家藤原真作(まつくり)の曾孫(そうそん)。貞観(じょうがん)8年(866)従五位下。民部大輔(みんぶのたいふ),左近衛(さこんえの)少将などをへて,元慶(がんぎょう)3年大宰少弐(だざいのしょうに)となる。狼藉(ろうぜき)をはたらいた近衛兵首謀者を殺したため治安が悪化,4年肥後守(ひごのかみ)にうつされた。のち慰謝されて正五位下。寛平(かんぴょう)7年5月18日死去。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

脂質異常症治療薬

血液中の脂質(トリグリセリド、コレステロールなど)濃度が基準値の範囲内にない状態(脂質異常症)に対し用いられる薬剤。スタチン(HMG-CoA還元酵素阻害薬)、PCSK9阻害薬、MTP阻害薬、レジン(陰...

脂質異常症治療薬の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android