藤原房雄 ふじわらの-ふさお
?-895 平安時代前期の官吏。
南家藤原真作(まつくり)の曾孫(そうそん)。貞観(じょうがん)8年(866)従五位下。民部大輔(みんぶのたいふ),左近衛(さこんえの)少将などをへて,元慶(がんぎょう)3年大宰少弐(だざいのしょうに)となる。狼藉(ろうぜき)をはたらいた近衛兵の首謀者を殺したため治安が悪化,4年肥後守(ひごのかみ)にうつされた。のち慰謝されて正五位下。寛平(かんぴょう)7年5月18日死去。
出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例
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