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藤原輔相 ふじわらの すけみ

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デジタル版 日本人名大辞典+Plusの解説

藤原輔相 ふじわらの-すけみ

?-? 平安時代中期の歌人。
藤原弘経の子。藤原長良(ながら)の孫。無官であったため経歴は未詳。源順(したごう)と親交があり,「源順集」の詞書によれば天暦(てんりゃく)10年(956)以前に没した。事物の名を他の語句にかくしてよみこむ物名歌(ぶつめいか)を得意とし,「拾遺和歌集」物名に37首がとられている。通称は藤六。家集に「藤六集」。

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書籍版「講談社 日本人名大辞典」をベースに、項目の追加・修正を加えたデジタルコンテンツです。この内容は2015年9月に更新作業を行った時点での情報です。時間の経過に伴い内容が異なっている場合がございます。

朝日日本歴史人物事典の解説

藤原輔相

生年:生没年不詳
平安時代の歌人。藤原長良の孫,弘経の子。経歴は不明。藤六と号したが,その由来についても明らかでない。『源順集』の一本に,その死去を惜しむ記述が天暦10(956)年の年次とともに記されており,それ以前の死去が知られる。現存する家集『藤六集』は39首すべてが隠題の物名歌で,うち1首は『古今集』に詠み人知らずとしてみえる。不明な点が多いが,機知的な戯笑歌を得意とした,『古今集』時代の注目すべき異色歌人である。後世,即興で機知的な歌を詠む説話の主人公としてしばしば藤六の名が用いられ,その系譜は輔相本人を離れて,大名のお伽衆や笑い話の世界にまで至った。

(山本登朗)

出典|朝日日本歴史人物事典:(株)朝日新聞出版
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