藤野町(読み)ふじのまち

日本歴史地名大系 「藤野町」の解説

藤野町
ふじのまち

面積:六五・〇四平方キロ

津久井郡の西部にあり、神奈川県の最北に位置する。東は相模湖さがみこ町、南は津久井町、西は山梨県北都留きたつる上野原うえのはら町・同県南都留郡秋山あきやま村、北は東京都西多摩郡檜原ひのはら村と八王子市に接する。西方から東流するかつら川は当町内で相模川と名称を変えて相模湖へ注ぐ。相模湖の約半分は当町に属する。国鉄中央本線藤野駅が町のほぼ中央部にある。中央自動車道が国鉄に並行して走る。

藤野町
ふじのちよう

[現在地名]岡山市天瀬南町あませみなみまち

外堀南方の郭外商業地域の町。南北の道を挟む両側町。東は上内田かみうちだ町・船頭せんどう町武家屋敷、南は道を隔て山科やましな本願ほんがん寺、西は高橋たかはし町・児島こじま町、北は道を隔て平野ひらの町。寛永城下絵図には町名の記載はなく、慶安城下絵図には「西すくも町」、延宝二年(一六七四)御触留(国富文書)には「恵美須町」とあり、同四年に藤野町と改名された(「諸用留」国富文書)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報