藪慎庵(読み)やぶ しんあん

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「藪慎庵」の解説

藪慎庵 やぶ-しんあん

1689-1744 江戸時代中期の儒者
元禄(げんろく)2年2月25日生まれ。肥後熊本藩士。朱子学を信奉し,大塚退野研鑽(けんさん)しあう。江戸で荻生徂徠(おぎゅう-そらい)と親交をもつが,その学説にはしたがわなかった。子の藪孤山が編集した「慎庵遺稿」がある。延享元年3月29日死去。56歳。名は弘篤。通称は久左(右)衛門。別号に震庵,山陽散人。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

貨幣 (名目) 賃金額を消費者物価指数でデフレートしたもので,基準時に比較した賃金の購買力を計測するために用いられる。こうしたとらえ方は,名目賃金の上昇が物価の上昇によって実質的には減価させられている...

実質賃金の用語解説を読む