蘇芳花(読み)スオウバナ

精選版 日本国語大辞典 「蘇芳花」の意味・読み・例文・類語

すおう‐ばなスハウ‥【蘇芳花】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物はなずおう(花蘇芳)」の異名。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「三月〈略〉蘇枋(スハウ)花」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)
  3. 絵の具の一種。蘇芳の煎汁から製したもの。水に溶かせば紫苑色(帯紫紅色)を呈する。蘇芳泡(すおうあわ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む