蘇芳花(読み)スオウバナ

デジタル大辞泉 「蘇芳花」の意味・読み・例文・類語

すおう‐ばな〔スハウ‐〕【×芳花】

絵の具の一。蘇芳を煎じた汁から作った帯紅暗褐色の泥状物。水に溶かすと紫紅色を呈する。蘇芳泡

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「蘇芳花」の意味・読み・例文・類語

すおう‐ばなスハウ‥【蘇芳花】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 植物はなずおう(花蘇芳)」の異名。《 季語・春 》
    1. [初出の実例]「三月〈略〉蘇枋(スハウ)花」(出典:俳諧・毛吹草(1638)二)
  3. 絵の具の一種。蘇芳の煎汁から製したもの。水に溶かせば紫苑色(帯紫紅色)を呈する。蘇芳泡(すおうあわ)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

動植物名よみかた辞典 普及版 「蘇芳花」の解説

蘇芳花 (スオウバナ)

植物。マメ科の落葉小高木,園芸植物ハナズオウ別称

出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android