蘚苔植物(読み)センタイショクブツ

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精選版 日本国語大辞典 「蘚苔植物」の意味・読み・例文・類語

せんたい‐しょくぶつ【蘚苔植物】

  1. 〘 名詞 〙 隠花植物の一分類群。植物体は一般に小形で維管束もないが、葉緑体をもち光合成を営む。配偶体はよく発達するが、胞子体は退化的でその一生を配偶体の上で半寄生的におくる。一般に湿った場所を好む性質がある。これは、シダ植物や種子植物では胞子体が発達して配偶体が退化的であるのでちょうど正反対の発達をとげている点が特徴的。ふつう、ツノゴケ類、苔類、蘚類の三群に分けられ世界に約二万五千種ある。俗にいう「コケ」という植物の大部分は蘚苔植物であるが、サギゴケやモウセンゴケは種子植物、クラマゴケやホラゴケはシダ植物、チャダイゴケは菌類、ウメノキゴケやハナゴケは地衣類などという例外も多い。蘚苔。蘚苔類。

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