デジタル大辞泉 「蛍袋」の意味・読み・例文・類語 ほたる‐ぶくろ【蛍袋】 キキョウ科の多年草。山野に生え、高さ30~80センチ。長卵形の葉が互生する。6、7月ごろ、白または淡紅紫色の釣鐘形の花を下向きに開く。名は、花に蛍を入れて遊んだからとも、花が提灯(火垂ほたる袋)に似るからともいう。つりがねそう。《季 夏》「宵月を―の花で指す/草田男」 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
精選版 日本国語大辞典 「蛍袋」の意味・読み・例文・類語 ほたる‐ぶくろ【蛍袋】 〘 名詞 〙 キキョウ科の多年草。各地の山地の林のふちや道にそって生える。高さ三〇~八〇センチメートル。全体に粗毛を散生する。根生葉は長柄をもち卵形で縁に鋸歯(きょし)がある。茎葉は長卵形で無柄。夏、梢上の葉腋から先の浅く五裂した長さ約五センチメートルの鐘形花が数個垂れ下がって咲く。花は白色で紫点がある。萼は五全裂し裂片の間に付属体がある。漢名に山小菜を当てる。ほたるばな。つりがねそう。とうろうばな。ちょうちんばな。《 季語・夏 》 〔日本植物名彙(1884)〕 出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
動植物名よみかた辞典 普及版 「蛍袋」の解説 蛍袋 (ホタルブクロ) 学名:Campanula punctata植物。キキョウ科の多年草,園芸植物 出典 日外アソシエーツ「動植物名よみかた辞典 普及版」動植物名よみかた辞典 普及版について 情報