蜂須賀正韶(読み)ハチスカ マサアキ

20世紀日本人名事典 「蜂須賀正韶」の解説

蜂須賀 正韶
ハチスカ マサアキ

明治〜昭和期の政治家,侯爵 貴院副議長。



生年
明治4年3月8日(1871年)

没年
昭和7(1932)年12月31日

出生地
東京府

出身地
徳島県

学歴〔年〕
ケンブリッジ大学

経歴
徳島藩主・侯爵蜂須賀茂韶長男に生まれる。蜂須賀家17代当主。明治19年英国に留学、ケンブリッジ大学で政治・経済文学を学ぶ。26年帰国、宮内省出仕、式部官兼主猟官、皇后職主事などを歴任し、大正7年襲爵後、貴院議員となる。13年〜昭和5年貴院副議長を務めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

関連語 学歴

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「蜂須賀正韶」の解説

蜂須賀正韶 はちすか-まさあき

1871-1932 明治-昭和時代前期の華族
明治4年3月8日生まれ。蜂須賀茂韶(もちあき)の長男。明治19年渡英しケンブリッジ大でまなぶ。26年帰国。宮内省にはいり,式部官兼主猟官,皇后宮主事などをつとめる。大正7年貴族院議員。13年から昭和5年まで貴族院副議長。侯爵。昭和7年12月31日死去。62歳。阿波(あわ)(徳島県)出身

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android