日本歴史地名大系 「蟠龍寺跡」の解説 蟠龍寺跡ばんりゆうじあと 岐阜県:加茂郡東白川村大沢村蟠龍寺跡[現在地名]東白川村五加 大沢通称横引(よこひき)から西に延びる旧道沿い、南に面した斜面に残る長さ約五〇メートル、高さ三メートルほどの石垣上の畑が跡地である。青松山と号し、臨済宗妙心寺末であった。創建年代は不詳であるが、近世には苗木(なえぎ)(現中津川市)の雲林(うんりん)寺末として大沢(おおさわ)・久須見(くすみ)・柏本(かしもと)・下野(しもの)・宮代(みやしろ)、中屋(なかや)・須崎(すさき)(現白川町)各村の檀那寺であった。 出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報